神貨協連、飯沼氏が会長昇格 債権保全管理を見直し
団体
2015/06/08 0:00
【神奈川】神奈川県貨物自動車事業協同組合連合会(三田佳美会長)は5月27日、総会を開き、事業計画と予算などを承認した。任期満了に伴う役員改選で、三田会長(65、協同組合県央輸送業務センター)が退任。後任に、飯沼健史副会長(64、横浜中地区貨物自動車事業協同組合)が昇格した。 2014年度は、関東運輸局や高速道路会社に対し、大口・多頻度割引の激変緩和措置の恒久化や、平日朝夕割引の対象利用額の大口・多頻度割引への重複適用、各高速道路会社の料金体系の統一、サービスエリアなどのトラック駐車スペース拡大を要望。 教育情報事業では、ETC(自動料金収受システム)コーポレートカードの適正管理・利用に関する講習を行った。また、14年11月には50周年記念式典を開催した。 15年度は、燃料共同購入事業の円滑化に向け、引き続き燃料価格状況調査を実施するとともに、購入時の各協組の支払いサイト統一や燃料交渉形態の見直しを進める。また、運送事業者の倒産・廃業に伴う傘下協組の経営環境悪化に備え、協組と組合員間の債権保全管理に関する見直し・整理も行う。(吉田英行) 【写真=各協組の支払いサイト統一などを盛り込んだ事業計画を承認】