物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

愛知運支局/街頭指導、横転防止へ海コン検査 不具合・整備不良などゼロ

行政

2015/06/04 0:00

 【愛知】愛知運輸支局は5月20日、愛知県トラック協会海上コンテナ部会(山本敦部会長)と蟹江警察署の協力の下、名古屋港鍋田ふ頭(弥富市)で、海コントレーラの街頭点検指導を実施した。  海コントレーラの横転防止に向け、確実にツイストロックがされているかを確認することが狙い。車検証やタイヤといった消耗品も検査した。102台を点検した結果、不具合、整備不良、不正改造の車両はゼロだった。  愛知運支局の安藤和博・首席運輸企画専門官は「名古屋港の海コン事業者には、一般道でツイストロックを締める習慣が浸透している。今後も継続的に周知を図って欲しい」と述べた。  海コン部会実務委員会の服部正樹委員長は「支局と警察が一緒になって取り組んでもらえることはありがたい。我々が活動していることで、ドライバーに注意喚起するきっかけにもなる。お互いに意識を高めながら、ふ頭の安全を守っていきたい」と話した。(梅本誠治) 【写真=海コン部会と蟹江署の協力の下、海コントレーラを点検】





本紙ピックアップ

テールリフター特別教育義務化、「講習枠不足」一部で混乱

 テールゲートリフターで荷役作業を行う企業に義務付けられた「作業者への特別教育」を巡り、課題が浮き彫りとなってきた。受講対象は約60万人に上るとみられるが、陸上貨物運送事業労働災害防止協会(渡邉健二会長)の各支部による特…

24年問題、都道府県で支援広がる

 「2024年問題」対策に向けた都道府県の動きが広がっている。検討会などを立ち上げて関係者間で課題を共有。実証実験などを通じた対策事例の創出や支援金といった取り組みにつなげる。最近は、トラック運送事業者の価格交渉力の強化…

熊交G、積極投資進めCS向上

 熊本交通運輸(住永富司社長、熊本県益城町)を中核に運輸6社で構成する熊交グループは、物流拠点の開設など積極投資を進めて顧客満足度(CS)を追求し、2024年3月期は連結売上高140億円の突破を見込む。また、関西、中京、…

JA全農おおいた、青果センター増設

 全国農業協同組合連合会大分県本部(JA全農おおいた、藤田明弘県本部長)は、大分青果センター(大分市)の拡充やモーダルシフトの活用などで、県産青果物の出荷拡大やドライバーの労働時間削減、輸送効率化を後押ししている。取扱量…

オススメ記事

テールリフター特別教育義務化、「講習枠不足」一部で混乱

 テールゲートリフターで荷役作業を行う企業に義務付けられた「作業者への特別教育」を巡り、課題が浮き彫りとなってきた。受講対象は約60万人に上るとみられるが、陸上貨物運送事業労働災害防止協会(渡邉健二会長)の各支部による特…

24年問題、都道府県で支援広がる

 「2024年問題」対策に向けた都道府県の動きが広がっている。検討会などを立ち上げて関係者間で課題を共有。実証実験などを通じた対策事例の創出や支援金といった取り組みにつなげる。最近は、トラック運送事業者の価格交渉力の強化…

熊交G、積極投資進めCS向上

 熊本交通運輸(住永富司社長、熊本県益城町)を中核に運輸6社で構成する熊交グループは、物流拠点の開設など積極投資を進めて顧客満足度(CS)を追求し、2024年3月期は連結売上高140億円の突破を見込む。また、関西、中京、…

JA全農おおいた、青果センター増設

 全国農業協同組合連合会大分県本部(JA全農おおいた、藤田明弘県本部長)は、大分青果センター(大分市)の拡充やモーダルシフトの活用などで、県産青果物の出荷拡大やドライバーの労働時間削減、輸送効率化を後押ししている。取扱量…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap