旭川通運、旭川駅近くにビル開業 コンセプトは「地域貢献」
物流企業
2015/06/01 0:00
【北海道】旭川通運(窪田明規夫社長、北海道旭川市)が、JR旭川駅周辺の北彩都地区に建設していたビル「マルウンホール」が完成し、5月20日からオープンした。(那須野ゆみ) ビルは、延べ床面積1696平方メートルの地上4階(一部5階)建て。1、2階は、グループのマルウン商事(樋口源二社長、同)が使用。観光部門と物販、保険部門の店舗、事務所になっている。3、4階はそれぞれ最大で120人を収容できる宴会場。 特徴は、屋上に設けたおしゃれなビアカフェ。半屋根を設置し周囲をガラスで囲った設計で、天候に左右されずに大雪山連峰や夜景、花火などを眺望しながら、フレンチなどを楽しむことができる。 隣接地に同時着工した「ホテルラッソグランデ旭川」は、7月完成の予定。 窪田社長は「地域貢献をコンセプトにした事業であり、建設業者も地元から選んだ。地産池消の食材提供や体験型観光を提案し、旭川の魅力を発信していく。ホールとホテルが観光客や市民に愛され、地域経済の発展につながるよう努力したい」と語り、ホテルのオープンを待ち望んでいる。 【写真=完成したマルウンホール(右)と7月完成予定のホテル】