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愛媛ト協、浄水装置付き自転車導入 災害時に飲料水供給

団体

2015/05/21 0:00

 【愛媛】愛媛県トラック協会は災害対策の一環として、自転車一体型の浄水装置を導入した。巨大地震などの自然災害が発生した際、一般市民に飲料水を供給することを想定している。  災害用浄水器の専門メーカーが開発した製品で、3月に2台購入した。自転車の荷台に浄水器が取り付けられており、河川やプール、貯留雨水などの水源から直接、水をホースで吸い上げてろ過処理し、無菌で安全な飲料水を毎分5リットル作る機能を持っている。自転車をこぐことによって機器が作動するため、電源は不要。  事務局では「渋滞時や自動車が通行できなくなった被災地などにも、自走して行くことができる。県と締結している災害協定とも連動し、有事の備えにしたい」としている。(矢野孝明) 【写真=安全な飲料水を毎分5リットル作る機能を持つ】





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