近畿2府4県合同/交安キャンペ、桂川PAでトークショー タレントが活動もりあげ
行政
2015/05/21 0:00
【京都】近畿2府4県合同による、高速道路交通安全キャンペーンが10 日、京都市南区の名神高速道路上り線の桂川パーキングエリア(PA)で展開された。京都府高速交通道路安全連絡協議会(金井清治会長)の事務局も参加し、啓発グッズを配りながら、事故防止を呼び掛けた。(落合涼二) 春の全国交通安全運動(11日から)に先立ち実施。関西を中心に活躍するタレントの河辺奈緒さんと吉川亜樹さんも応援に駆け付け、交通安全トークショーで、活動を盛り上げた。 PA内では、各府県のパトカーや白バイの体験や記念撮影、シートベルトコンビンサーによる衝撃体験も行われた。当日は好天に恵まれ、行楽へ向かう家族連れも多く立ち寄り、受け取った啓発グッズを確認したり、イベントを体験し、意識高揚を図っていた。 【京都】京都府トラック協会の青年部会(宮本昌季部会長)と女性部会(室戸礼子部会長)は9日、東山警察署と協力し、京都四條南座(京都市東山区)周辺で、交通安全啓発活動を展開した。 社会貢献活動の一環で、毎年、春と秋の全国交通安全運動期間中に実施。今回、初めて女性部会も参加した。 宮本会長は祇園や亀岡市で起きた暴走事故に触れながら、「交通事故撲滅に向け、安全意識を高めることは非常に重要。全国的に発生している悲惨な事故を1件でも無くすため啓発して欲しい」と呼び掛けた。 南座周辺や大和大路四条交差点、京阪電気鉄道の祇園四条駅改札口に分かれ、リーフレット、携帯ストラップなどが入った啓発グッズ500セットを配布。市民や観光客に交通ルールの順守を訴えた。 室戸部会長は「春の全国交通安全運動の期間中だけではなく日々、安全に気を付けてもらいたい」と述べた。(落合涼二) 【京都】京都府トラック協会(金井清治会長)の浅井孝司専務は11日、京都府交通対策協議会(山田啓二会長、知事)が主催したパトロール出発式に参加し、関係団体と共に府民へ啓発活動を行った。 山田会長が、府内における死亡事故発生件数に触れ、「2015年は今日時点で、31人の死亡事故が発生しており、前年同期に比べ8人増えている。特に高齢者の被害が多い」と強調。 更に「祇園や亀岡市で起きた悲惨な事故の教訓をもう一度思い出し、高齢者、子供を守り、皆が安心・安全に暮らせる街づくりに努めたい」と呼び掛けた。 信愛保育園(京都市上京区)の園児による交通安全宣言に続き、各団体から提供された車両が山田氏らに見守られながら、府内のパトロールへ向かった。(落合涼二) 【写真=PAに立ち寄った家族連れにインタビューするタレントの吉川亜樹さん】