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肥後産業、社食「おつかれ処」人気 野菜中心 日替わり350円

物流企業

2015/05/14 0:00

 【鹿児島】肥後産業(肥後貴哉社長、鹿児島市)では、本社に社員専用の食堂「おつかれ処(どころ)」を設け、ドライバーや事務職員に、おいしくて新鮮なメニューを提供している。従業員の健康管理に配慮し、食事や休憩を楽しめる環境を整え福利厚生を充実させる。  物流企業が集積する鹿児島市谷山地区はレストランやスーパーが少ない。肥後忍会長が「質の高い料理をおなかいっぱい食べてもらい、ドライバーを元気にしたい」との思いでオープンさせた。  和食レストランの料理長を務めた浜田紀雄氏がメニューを考案し調理。日替わり定食(350円)は「エビマヨと春巻き」「ミンチカツ」「しょうが焼き」など。味、ボリューム、価格とも大満足の一品で、みそ汁(50円)、カレーライス(250円)、そば(150円)も人気が高い。  食材は地元産が中心。旬の野菜、魚やおすそ分けの商品を上手に工夫し、サラダ、総菜、おでんのバイキングも。野菜中心、塩分控えめの味付けで、肥満や成人病を防ぐ。  店の外には屋根付きのベンチコーナーがあり、天気の良い日には、屋外で食事を楽しめる。コーナーの掲示板には、毎月の危険予知をまとめた社内報「あんしん安全だより」や安全スローガン、運輸安全マネジメントの取り組みを貼り、交通・労働災害事故の防止を促す。(上田慎二) 【写真=店の外に屋根付きベンチコーナーも】





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