中越運送、三条ロジセンター増築 DC型 雑貨扱う
物流企業
2015/05/14 0:00
中越運送(小林和男社長、新潟市中央区)は9日、三条ロジスティクスセンター(三条市)の増築竣工式を行った。業容拡大を図る荷主のニーズをにらんだ設備投資。DC(在庫)型の施設で、1日から本稼働している。 敷地面積2万6500平方メートルのうち、駐車場として使われていたスペースを活用。鉄骨造り2階建てで、全体では延べ床面積1万4400平方メートルの規模となった。LED(発光ダイオード)照明なども取り入れ、省エネにも配慮している。 日曜大工などで使用するDIY製品をはじめ、ホームセンターで販売される様々な雑貨を扱う。一時保管、仕分け、ピッキングに加え、流通加工も手掛ける。インランドデポの機能も持つ拠点で、保税蔵置場は660平方メートルに増床された。 竣工式で、小林社長は「加茂市を含むこの県央エリアは当社発祥の地。時代の変化にしっかり対応し、バイタリティーのある荷主が多い印象を受ける。このような取引先のお陰で、私たちも成長できた。隣接する燕市には燕ロジスティクスセンターもある。今後もこの地区を要として、更に伸ばしていく」と強調。併せて、社員に対して無事故で業務を推進するよう求めた。 新潟支社の佐藤慎樹営業部長は「速やかに軌道に乗せ、初年度から結果を出したい」と決意表明した。(河野元) 【写真=延べ床面積1万4400平方メートルの規模に】