物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

福岡運協連、組合員9社の施設稼働 今年度にも古賀物流団地で

団体

2015/04/30 0:00

 【福岡】福岡県運輸事業協同組合連合会(原重則代表理事)が、古賀市の県道35号線沿いに第5次集団化事業として形成している、24時間・365日稼働の大型拠点「古賀物流団地」(全24区画)では、2015年度内にも組合員9社の物流施設が本稼働する見通しだ。(武原顕)  九州自動車道・古賀インターチェンジ近郊にあり、開発面積は19万4700平方メートル、分譲面積が13万4900平方メートル。福岡東物流センター協同組合(西尾史郎理事長)が運営を担う。現在、組合員の本社、倉庫、物流センターの建設が進んでいる。  今回の集団化事業では、高度化資金を活用せず、それぞれの進出企業が区画を購入。福運協連では、組合員の資金計画を後押しするため、初年度の事業資金として20億円余りの金融・信用補完事業を行う。  荷主企業のロジスティクス戦略の拠点に位置付け、集団化のメリットを最大限に生かし、進出企業の従業員が快適に働ける環境を整備していく。福運協連の年間取扱高は200億円を超え、新事業の稼働で事業規模が更に拡充する。  これまで、古賀市篠林地域物流団地(仮称)で計画を進めていたが、古賀市から、3月18日付で「古賀物流団地」の名称と案内板などの掲示について許可が下りた。組合員ほか進出企業で組織する「コスモスふれあいパーク協議会」(西尾会長)が申請していた。  今後の懸案事項として、新宮町側に抜ける築造通路の完成や、県道35号線の4車線拡幅化などがある。 【写真=拠点建設が進む古賀物流団地】





本紙ピックアップ

物効法・貨物事業法改正案/衆院通過、付帯決議17項目採択

 「2024年問題」に対応して荷主への規制や多重下請け構造の是正措置などを盛り込んだ物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法の改正案が11日の衆議院本会議で可決、成立し、参議院に送られた。10日の衆院国土交通委員会(長坂康…

国交省/型式指定不正防止、抜本解決へ検討会設置

 国土交通省は9日、近年の自動車の型式指定申請における不正事案を踏まえ、有識者による「自動車の型式指定に係る不正行為の防止に向けた検討会」(大聖泰弘座長、早稲田大学名誉教授)を立ち上げた。不正の未然防止と早期発見に向け、…

ライフサポートエガワ、西日本に初の拠点

 ライフサポート・エガワ(江川哲生社長、東京都足立区)は西日本エリアでの共同配送事業を強化する。15日、西日本で初の自社拠点となる福岡センター(福岡市東区)を稼働。大手コンビニエンスストアの物流センター向けの配送や在庫機…

ウェザーニューズ/異常気象時の交通影響予測、アプリでも配信

 ウェザーニューズ(WN)は4日、異常気象時の輸配送継続に向けた支援サービスを、「ウェザーニュースfor business」の「交通影響予測」として複数のプラットフォームで利用できる新サービスにリニューアルした、と発表し…

オススメ記事

物効法・貨物事業法改正案/衆院通過、付帯決議17項目採択

 「2024年問題」に対応して荷主への規制や多重下請け構造の是正措置などを盛り込んだ物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法の改正案が11日の衆議院本会議で可決、成立し、参議院に送られた。10日の衆院国土交通委員会(長坂康…

国交省/型式指定不正防止、抜本解決へ検討会設置

 国土交通省は9日、近年の自動車の型式指定申請における不正事案を踏まえ、有識者による「自動車の型式指定に係る不正行為の防止に向けた検討会」(大聖泰弘座長、早稲田大学名誉教授)を立ち上げた。不正の未然防止と早期発見に向け、…

ライフサポートエガワ、西日本に初の拠点

 ライフサポート・エガワ(江川哲生社長、東京都足立区)は西日本エリアでの共同配送事業を強化する。15日、西日本で初の自社拠点となる福岡センター(福岡市東区)を稼働。大手コンビニエンスストアの物流センター向けの配送や在庫機…

ウェザーニューズ/異常気象時の交通影響予測、アプリでも配信

 ウェザーニューズ(WN)は4日、異常気象時の輸配送継続に向けた支援サービスを、「ウェザーニュースfor business」の「交通影響予測」として複数のプラットフォームで利用できる新サービスにリニューアルした、と発表し…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap