扇町運送、OAP活動で表彰 地道な改善が評価
物流企業
2015/04/27 0:00
【大阪】扇町運送(成田暢行社長、大阪市住之江区)は、大阪アパレル物流協議会(OAP、牧邦彦会長)が16日に行ったOAP改善活動表彰で、改善賞に選ばれた。 同活動は、物流コストダウンや作業効率アップ、省エネ・省資源といった取り組みやアイデアを共有し、全体でサービス向上を目指すもので、今回で6回目。 扇町運送は「出荷先(量販店・ホームセンター)の増加に伴う作業の煩雑化に対応するための現場・システム・環境の改善」をテーマに応募。ピッキングリストを改良し、誤出荷率を低減するとともに、庫内ロケーションを見直し、保管効率がアップした点などが評価された。 成田社長は「従業員の地道な改善の積み重ねが賞につながった。これからも継続していき、物流品質向上を図っていきたい」と話した。 なお、2011年には「エコドライブ活動による二酸化炭素(CO2)、燃費、事故削減」への取り組みが認められ、優秀賞を受けている。(落合涼二) 【写真=OAPの牧会長と握手する扇町運送の大和弘文営業部長(右)】