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滋ト協、七つ星事業で知事に提案書 情報発信キーワード

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2015/04/16 0:00

 【滋賀】滋賀県トラック協会の田中亨会長らは9日、滋賀県バス協会の中村隆司会長と共に、三日月大造知事を訪ね、県と協働で取り組む「滋賀にキラリ輝く七つ星事業」の提案書を手渡した。交通事故防止や環境対策、人材確保、観光や物産のPRといった取り組みを官民一体で進める新たな試みで、トラックとバスのドライバー代表による安全運転宣言も行われた。  新しい公共の取り組みとして、交通や物流の要衝である滋賀県からの情報発信の在り方について、「いきる、うごく、はたらく、つくる、まもる、そなえる、ひろげる」をキーワードに、様々な取り組みを提案。  滋ト協が最重点課題として進める交通事故防止対策では、春の全国交通安全運動の初日となる5月11日に合わせ、県や県交通対策協議会(三日月会長)と一緒に、「交通安全びわ湖キャラバン隊」を組織。リレー方式で琵琶湖一周パレードを行い、5カ所の中継ポイントで次々とバトンリレーしながら、ゴールの滋賀県トラック総合会館(守山市)を目指す。  提案書の進呈に続き、両協会のドライバー代表が交通安全宣言。美濃部児乃美(カロカ急配)、平山寿文(江若交通)の両氏が知事の前で、「ドライバーの模範として交通ルール厳守とマナー向上に努め、高齢者と子供を交通事故から守り、環境に配慮した運転を実践します」と誓った。  三日月氏は「多くのドライバーが今もハンドルを握り、安全運転に努めている。事故防止をはじめとする多くの分野で連携していきたい。トラック協会やバス協会による、このような積極的な提案は全国でも初めてと聞いている。実のあるものとなるよう協力していく」と述べた。  終了後、田中氏は「県との連携を深めるだけではなく、運送事業者の社会的認知度や地位の向上に力を注ぎたい。会員と協力し、七つ星事業が成功するよう頑張りたい」と述べた。(小菓史和) 【写真=ドライバー代表が三日月知事の前で交通安全宣言】





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