北海道適正化本部、札幌事務所を移転 全道的にフォローアップ
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2015/04/13 0:00
【北海道】北海道適正化事業実施本部(伊藤昭人本部長)は1日、札幌事務所を北海道トラック協会(同会長)が所在する北海道トラック総合研修センター(札幌市中央区)内に移転し、本部機能強化を図った。全道的な視点で、指摘項目の多い事業所をファローアップし、行政から依頼される緊急指導事案などに対応していく。 今年度は、指導員の資質向上のため、全国実施機関の各種研修を積極利用するとともに、道内各事務所間で指導員を交流させ、判定基準を平準化する。また、名義貸し、過積載、過労運転の防止3項目を最重要課題に掲げ、巡回指導による総合評価D(悪い)、E(大変悪い)の事業者に対し会員・非会員を問わず重点的に指導していく。違法性の高い事業所は行政と連携して対応を図る。 以前は、札幌地区トラック協会(奈良幹男会長)が拠点を構えるトラック輸送サービスセンター(東区)内にあった。新年度から体制を新たに輸送秩序確立に臨む。(北原進之輔) 【写真=新年度から体制を新たに輸送秩序確立に臨む】