物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

大和リース、新大型システム建築販売 中柱無しで空間確保

産業

2021/12/24 15:09

 大和ハウスグループの大和リース(北哲弥社長、大阪市中央区)は1月4日から、大型システム建築商品「ダイワスペース」に、柱間隔が最大33㍍となる新ラインアップ「ダイワスペースWS(ダブルエス)」を加え、販売を開始する。中柱の無い構造で、広いスペースが必要な物流倉庫や工場などに適している。
 システム建築を活用した受注生産型の商品で、設計の自由度が高く、様々な用途や敷地形状、設計条件に合わせた提案が可能。営業から企画、設計、製作、施工とワンストップで行うことで、施設完成までの工程管理や品質管理を一元化し、納期短縮を図る。更に、規格化商品を自社工場で製作し鉄骨量を軽減することで、ローコストを実現する。
 近年、EC(電子商取引)市場の拡大に伴い、物流倉庫及び工場の建設需要が増加傾向にあることや、災害時の避難所としても活用される体育館の建て替え需要もあり、大空間の確保が可能なシステム建築商品の開発に至った。22年度の販売目標は100億円。(根来冬太)

標準プランの内観パース(完成予想図)
標準プランの外観パース(完成予想図)




本紙ピックアップ

公取委と中企庁、研究会発足

 公正取引委員会と中小企業庁は、サプライチェーン(SC、供給網)全体での適切な価格転嫁の取引環境実現に向けた官民の検討を開始した。現状の買いたたき規制の執行強化に加え、下請代金支払遅延等防止法(下請法)の改正を視野に、「…

北海道半導体人材育成推進協、物流課題調査へ検討会

 北海道で半導体関連産業の基盤強化を目指す「北海道半導体人材育成等推進協議会」は、関連する物流課題を調査するとともに、専門の検討会を設ける。秋ごろをメドに初会合を開き、年度内に現状の課題と対応策を整理する。18日、札幌市…

ヤマトオートワークス、事業者の最適稼働に貢献

 ヤマトオートワークス(金井宏芳社長、東京都中央区)は「稼働を止めない」を掲げ、物流・運送事業者のアセットの最適稼働に貢献している。整備計画や実績はデジタルデータで顧客と共有し、営業担当が顧客を月1回訪問して掛かったコス…

北陸道開通後/NEXCO調べ、農水産品の輸送量8倍

 中日本高速道路と東日本高速道路のNEXCO2社が19日発表した北陸自動車道に関する調査によると、部分開通された1972年から50年で、北陸から全国に向けた農水産品の輸送量が8倍に増えたことが分かった。新潟、富山、石川、…

オススメ記事

外国人労働者雇用、「社会全体の適応」重要

 人手不足を背景に、外国人労働者の採用が増えている。永住権のある外国人の採用をはじめとした従来の雇用の枠組みに加え、外国人在留資格の「特定技能制度」に自動車運送業が追加されるなど、様々な背景の外国人労働者が活躍できるよう…

公取委と中企庁、研究会発足

 公正取引委員会と中小企業庁は、サプライチェーン(SC、供給網)全体での適切な価格転嫁の取引環境実現に向けた官民の検討を開始した。現状の買いたたき規制の執行強化に加え、下請代金支払遅延等防止法(下請法)の改正を視野に、「…

北海道半導体人材育成推進協、物流課題調査へ検討会

 北海道で半導体関連産業の基盤強化を目指す「北海道半導体人材育成等推進協議会」は、関連する物流課題を調査するとともに、専門の検討会を設ける。秋ごろをメドに初会合を開き、年度内に現状の課題と対応策を整理する。18日、札幌市…

ヤマトオートワークス、事業者の最適稼働に貢献

 ヤマトオートワークス(金井宏芳社長、東京都中央区)は「稼働を止めない」を掲げ、物流・運送事業者のアセットの最適稼働に貢献している。整備計画や実績はデジタルデータで顧客と共有し、営業担当が顧客を月1回訪問して掛かったコス…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap