メガソフト「物流倉庫3D」 躯体入力を省力化
テック
2021/10/26 16:25
メガソフト(井町良明社長、大阪市北区)は20日、物流倉庫のレイアウトやマテリアルハンドリング機器の提案ツール「物流倉庫3D」に新機能を追加した、と発表した。CAD(コンピュータ支援設計)の編集機能や線分から壁、部屋を自動生成。これにより、躯体(くたい)入力を省力化するとともに、カーテンウォール、バルコニーのデザイン変更が可能となる。
物流倉庫3Dは2020年4月に販売を開始したデザインソフト。収録している倉庫用機器類の素材をマウスで配置することで、倉庫レイアウトを容易に作成できる。また、レイアウトした倉庫用機器類の数をカウントする機能、倉庫管理システム(WMS)のデータとの連携機能、導入機器の見積もり資料や管理・メンテナンス資料作成のための機能も搭載している。
同社では「ユーザーの要望や購入検討者からの問い合わせ内容などを基に、引き続き、倉庫設計、レイアウト、運営に役立つ製品づくりに取り組んでいく」としている。(井内亨)