【速報】新法要綱案、「適正原価」義務化

　全日本トラック協会（坂本克己会長）が今国会で議員立法での成立を目指す「トラック事業適正化関連法」では、標準的運賃を廃止し、新たに国土交通相が定める「適正原価」を継続的に下回らないことを義務化する。また、能力に基づく適正な賃金の支払いなど、ドライバーの処遇確保のための措置も規定。これらは事業許可更新制での「許可基準」とする。16日の立憲民主党の国交部門会議で、坂本氏らが法律の要綱案として説明した。（田中信也）