トラック「改善基準告示」見直し、溝埋まらず足踏み 経営側「荷主対策が必要」 労働側「政労使で対応を」
行政
2022/03/11 2:40
トラックの改善基準告示の見直しに向けた検討が足踏みしている。厚生労働省やトラック労働者側は、バス、タクシーでの改正案を踏まえ、たたき台を示した上で、具体的な議論を詰めていきたい意向だ。しかし、経営者側は、荷待ちや付帯作業の強要といった「荷主の商慣行が改まらない中での規制強化では実効ある改善につながらない」として、荷主対策の強化なき基準強化に反対する姿勢を崩していない。労働基準監督行政による荷主対策への関与を求めており、いまだ着地点が見いだせない状況だ。(田中信也)
記事は『物流ニッポン』でお読みいただけます。
初回限定1カ月試読無料!
物流ニッポンは全国8支局で、地域に密着した業界の情報をお届けしています。
新聞購読・無料試読のお申し込みは、下記をクリック。