改善基準見直し、労使の「溝」深まる
行政
2022/01/21 2:40
ドライバーの時間外労働の上限規制適用に合わせた改善基準告示の見直しについて、厚生労働省の専門委員会で、業界労使の意見対立が続いている。トラックでは7月ごろの取りまとめを視野に、1月21日の作業部会から見直し案の議論が本格化するが、事業者側は、1日の休息期間について「荷種や業務形態別の基準を設けられなければ、現行の8時間を維持」と主張。拘束時間や連続運転時間では現行規定からの緩和を求めている。これに対し、労働側は反対を唱えており、溝が深まっている。(田中信也)
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