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ANAHD、航空貨物運送を拡大 成田発独むけ定期便

物流企業

2020/11/03 0:00

 新型コロナウイルス感染拡大で航空旅客需要が低迷する中、ANAホールディングスが航空貨物運送事業を拡大させている。子会社のANAカーゴ(外山俊明社長、東京都港区)が10月28日から成田国際空港(千葉県成田市)―フランクフルト空港(ドイツ)の定期便を就航させた。同じく傘下のLCC(格安航空会社)、ピーチ・アビエーション(森健明CEO=最高経営責任者、大阪府田尻町)が航空貨物運送事業に参入し、11月1日から航空貨物の取り扱いを開始。旅客便の減便・運休が長期化する中、航空貨物輸送の供給スペースを拡大させることで、堅調に推移する輸送需要に対応していく。(井内亨) 【写真=ANAカーゴ職員らがフランクフルト向け定期便の初フライトを見送る(10月28日)】





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