物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

出版物輸送、休配日を年18日→週2日 段階的に 取協・雑協が検討 収入減の懸念も 重量制運賃から脱却を

団体

2019/12/03 0:00

 日本出版取次協会(近藤敏貴会長)と日本雑誌協会(鹿谷史明理事長)が、雑誌などの出版物を小売店に運ばない休配日を、最終的に週2日とするよう本格的に検討していることが11月27日、分かった。2019年度の休配日は土曜日15日、お盆3日の計18日。取協が運送事業者に行ったアンケートで、現行の休配日では働き方改革関連法で義務付けられている有給休暇の年5日取得の達成がほとんどの事業者で難しいことが明らかになり、議論が活発化。運送事業者にとってコンプライアンス(法令順守)や人手不足対策につながるが、配送収入が減るケースも出てきそうだ。(高橋朋宏) 【写真=「皆が血を流すのが重要で、少しでも良くなるよう努力する」と雑協の隅野物流委員長】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

大和ハウス、地域に新しい価値提供

 大和ハウス工業は、「物流とウェルネス」の融合を掲げた物流施設など、地域に合わせた開発を進める。2025年7月竣工のDPL千葉四街道Ⅱ(千葉県四街道市)は、施設には従業員が利用できるバスケットコートを、外周にはランニング…

オススメ記事

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

大和ハウス、地域に新しい価値提供

 大和ハウス工業は、「物流とウェルネス」の融合を掲げた物流施設など、地域に合わせた開発を進める。2025年7月竣工のDPL千葉四街道Ⅱ(千葉県四街道市)は、施設には従業員が利用できるバスケットコートを、外周にはランニング…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap