物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

静ト協、就職相談会を今年も開催 昨年度の好実績ふまえ 県内12カ所で予定

団体

2019/04/30 0:00

 【静岡】静岡県トラック協会(大須賀正孝会長)は15日から、静岡県内各地区のハローワークで就職相談会をスタートさせた。会員事業者の担当者とハローワークに登録する求職者が直接面談する機会を作ることで、ドライバー不足に悩む会員事業者を支援する。(奥出和彦)  2018年7月から静岡労働局の協力の下、県内ハローワーク9カ所で開催。定員数を超える事業者の応募があったことから、11、12月に同様の相談会を12カ所で急きょ企画した。相談会をきっかけに30人程度が参加事業者に入社したことから、今年度もマッチングの可能性があるとして開催を決めた。  15日のハローワーク沼津を皮切りに、17日はハローワーク静岡で午前と午後の部に分けて行った。午後は、東海乳菓運輸(柳原孝進社長、静岡市葵区)、スペースプランニング(山崎昌彦社長、浜松市東区)の静岡出張所(静岡市葵区)、安倍運輸(白鳥正人社長、駿河区)、ゼンセイ(藤島祥人社長、静岡県焼津市)、トレードトラスト(宮澤寬社長、浜松市南区)の静岡共配支店(静岡市清水区)の5社が参加した。  求職者を前に、担当者が自社について説明。昨年度の相談会をきっかけに2人が入社したことを紹介する事業者もいた。  その後、事業者と求職者はそれぞれのブースで労働内容や条件について話し合った。  担当者は「求職者数は少なかったが、やる気のある人が多く収穫があった」「求職者と会う機会は多くないので、こうした機会はありがたい」などと感想を述べた。  4月は24日にもハローワーク浜松で開催。また、6~7月にかけて県内12カ所で予定している。 【写真=求職者が参加事業者のブースで面談】





本紙ピックアップ

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

オススメ記事

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap