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宮崎ト協、子供・高齢者むけ交安教室 自動ブレーキの注意点

団体

2018/10/08 0:00

 【宮崎】宮崎県トラック協会(牧田信良会長)は9月18日、総合研修会館で子供と高齢者向けの交通安全教室を開いた。衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)を搭載した車両の追突事故が増えていることを踏まえ、自動車ディーラーとタイアップして機能や操作における注意点を学んだ。  参加者は自動ブレーキ搭載の乗用車に乗り込み、車両に見立てた障害物を自動で回避する仕組みや、踏み間違いによる急発進を回避する誤発進抑制機能を体験。  インストラクターは、衝突寸前のブレーキングやハンドル操作で自動ブレーキ機能が解除され、障害物に接触してしまう可能性があることを指摘し、自動ブレーキ車が「ぶつからない車」ではないことを強調した。  このほか、県警の危険予測教育機器「動画KYT」を活用して安全運転のポイントを研修。ドライブ中を再現したコンピューターグラフィック(CG)動画を見ながら、交差点や歩行者などに対して危険を感じた場面で手元のボタンを押し、ディスカッション方式で話し合った。  宮崎ト協では「自動ブレーキの普及に伴い、操作方法の理解不足が原因の追突事故が散見される。しっかりと学び、最新技術を過信せず、安全運転に努めて欲しい」としている。(上田慎二) 【写真=自動ブレーキ装着車に乗り、衝突回避の仕組みを体験】





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