物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

大阪ト協、緑ナンバートラックをPR 交安フェスに出展 死角示し注意促す

団体

2018/10/01 0:00

 【大阪】大阪府トラック協会(辻卓史会長)は、秋の全国交通安全運動に合わせ、9月23日に行われた「おおさか交通安全ファミリーフェスティバル」にブースを出展安全で環境に優しい緑ナンバートラックのアピールに努めた。(小菓史和)  堺市西区の浜寺公園で開かれた交安フェスには、安全と環境をテーマに、大阪府警のほか、大阪、堺の両市、近畿運輸局などがブースを出展。大阪ト協では「トラ坊の交安教室」と題し、親子でトラックのペーパークラフトを組み立てながら、安全を学べるコーナーを設けた。  ペーパークラフトの組み立てを楽しんだ後は、出来上がったトラックを死角の書かれた台紙の中心に置き、係員が「トラックにはドライバーから見えないところがこんなにあります。周りで遊んだり、動いている時に近付くのはとても危険」と注意を促した。  また、澤田運輸(澤田一輝社長、堺市北区)が天然ガストラックを展示。運転席への乗車体験も行われ、暮らしと産業を支えるトラック輸送の社会的役割をアピールした。  来場者には、LED(発光ダイオード)ライト付きキーホルダーなどのグッズもプレゼントされ、多くの親子連れでにぎわった。  フェスティバルのオープニングセレモニーでは、地元の幼稚園児が「僕たち、私たちは、信号を守ります。自転車に乗る時はヘルメットをかぶります。お友達の手本となるよう、きちんと交通ルールを守ります」と安全宣言を読み上げた。  また、朝のテレビ番組でエレクトーンデモンストレーターとして活躍する赤崎夏実さんが女性警察官に扮して、交安トークを行った。 【写真=親子でトラックのペーパークラフトを組み立てながら、安全を学ぶ】





本紙ピックアップ

出版業界、適正原価義務化に危機感

 出版・印刷・製本・取次・書店業界が、トラック新法で規定され3年以内に施行される、運賃・料金の適正原価の義務化に危機感を強めている。出版不況の下、多くの出版社は出版物の大幅な値上げに踏み切れず、出版物関係の運賃は他業界と…

国交省/次世代ターミナル形成、システム導入へ指針策定

 国土交通省は、ICT(情報通信技術)などを活用した内航フェリー・RORO船ターミナル(次世代高規格ユニットロードターミナル=ULT)の形成に向け、内航フェリー・RORO船ターミナルのシャシー・コンテナ位置管理などシステ…

中国運局と公取委中国支所、初の合同荷主パト

 中国運輸局と公正取引委員会中国支所は17日、トラック・物流Gメンと下請課による合同パトロールを行い、広島市西区の荷主企業や荷主の業界団体を巡った。両者の連携による取り組みとして、トラックドライバーに聞き取り調査などを行…

物流企業のMBO、業界の構図変える契機か

 上場企業のMBO(経営陣が参加する買収)が増加傾向にある。物流企業も例外でなく、最近はエスライングループ本社(山口嘉彦社長、岐阜県岐南町)、トランコム(神野裕弘社長、名古屋市東区)、日新(筒井雅洋社長、東京都千代田区)…

オススメ記事

出版業界、適正原価義務化に危機感

 出版・印刷・製本・取次・書店業界が、トラック新法で規定され3年以内に施行される、運賃・料金の適正原価の義務化に危機感を強めている。出版不況の下、多くの出版社は出版物の大幅な値上げに踏み切れず、出版物関係の運賃は他業界と…

国交省/次世代ターミナル形成、システム導入へ指針策定

 国土交通省は、ICT(情報通信技術)などを活用した内航フェリー・RORO船ターミナル(次世代高規格ユニットロードターミナル=ULT)の形成に向け、内航フェリー・RORO船ターミナルのシャシー・コンテナ位置管理などシステ…

中国運局と公取委中国支所、初の合同荷主パト

 中国運輸局と公正取引委員会中国支所は17日、トラック・物流Gメンと下請課による合同パトロールを行い、広島市西区の荷主企業や荷主の業界団体を巡った。両者の連携による取り組みとして、トラックドライバーに聞き取り調査などを行…

物流企業のMBO、業界の構図変える契機か

 上場企業のMBO(経営陣が参加する買収)が増加傾向にある。物流企業も例外でなく、最近はエスライングループ本社(山口嘉彦社長、岐阜県岐南町)、トランコム(神野裕弘社長、名古屋市東区)、日新(筒井雅洋社長、東京都千代田区)…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap