物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

DNA、九州・四国に新ブロック 全国で300会員を目指す 富田と木村の両氏が担当

団体

2017/06/08 0:00

 ドライバー・ニューディール・アソシエーション(DNA、髙嶋民仁理事長)は2017年度、九州、四国の両ブロックを設立する。九州ブロックは6月中、四国ブロックは年度内に発足させる予定で、既にある東海ブロックとともにブロック内の活動を強化し、全国300会員を目指していく。(佐々木健)  ブロック新設は5月29日に開催した総会で決定した。任期満了による役員改選では、髙嶋理事長(43、ウインローダー)、江川哲生副理事長(45、ライフサポート・エガワ)が留任。新ブロック設立に伴い、九州ブロック担当に富田剛生氏(三興貨物運送)、四国ブロック担当には木村征司氏(生島興業)を理事に選出した。  今年度の活動方針は①トラックドライバー甲子園アワード全国大会の開催②労働環境改善を目的にした定例会の実施③新ブロックの開設――を軸に展開。定例会運営の担当理事として、新たに中島昭治氏(東邦運輸)を選ぶとともに、各ブロックでの活動強化担当に天野祐一理事(金羊社ロジテム)を充てた。  髙嶋氏は「昨年1年間は各地のトラック協会青年部会を回り、我々の活動への理解を深めるための広報に努めてきた。当初はこの2年で会員を300社に増やしてトラドラ甲子園を盛り上げたかったが、力不足だった。しかし、将来の飛躍に向けた土台構築ができたと思う」と新ブロックの成功に自信を示した。  また、労働環境の改善について、「ドライバーの、誇りと安心』をキーワードに活動しているが、安心の部分はドライバーの残業代未払いや長時間労働で世間の注目を集めている。各社苦しい中での活動が続いているはず。定例会活動で改善を模索していきたい」と述べた。  期末会員数は入会18社、退会3社で94社となった。 【写真=既にある東海ブロックとともにブロック内の活動を強化】





本紙ピックアップ

手形・小切手廃止、「効率化つながる」評価

 紙の手形・小切手の利用が2026年度末で廃止されるのに向け、物流業界でも対応が進んでいる。銀行振り込みや電子記録債権などに切り替えた事業者からは、効率化につながるとして評価する声が多い。会員企業に対応を促すため、トラッ…

富士運輸「アスファルト原液輸送」、複数人運行&手当 

 富士商(藤田敏彦会長兼社長、山口県山陽小野田市)グループの富士運輸(阿部悦雄社長、同)は、運送会社の廃業・撤退が増えている道路舗道に使うアスファルト原液の輸送を、1台の車両を複数のドライバーが乗り回す運行体制とマルチス…

阪神港「CONPAS」実用化1年、意見すれ違い普及進まず

 阪神港で実用開始から1年以上経っても、コンテナの搬出入予約システム「CONPAS(コンパス)」の普及が進まない現状について、海上コンテナ輸送事業者とコンテナターミナル(CT)運営会社の意見が擦れ違っている。CT側は「事…

両備TC、ドライバーが貨物・旅客輸送を兼務

 両備ホールディングス(松田敏之代表取締役CSO=最高戦略責任者)の両備トランスポートカンパニー(両備TC、荒木一守カンパニー長)は、大阪支店(大阪府和泉大津市)で、一人のドライバーが貨物と旅客の輸送を兼務する多能工化を…

オススメ記事

手形・小切手廃止、「効率化つながる」評価

 紙の手形・小切手の利用が2026年度末で廃止されるのに向け、物流業界でも対応が進んでいる。銀行振り込みや電子記録債権などに切り替えた事業者からは、効率化につながるとして評価する声が多い。会員企業に対応を促すため、トラッ…

富士運輸「アスファルト原液輸送」、複数人運行&手当 

 富士商(藤田敏彦会長兼社長、山口県山陽小野田市)グループの富士運輸(阿部悦雄社長、同)は、運送会社の廃業・撤退が増えている道路舗道に使うアスファルト原液の輸送を、1台の車両を複数のドライバーが乗り回す運行体制とマルチス…

阪神港「CONPAS」実用化1年、意見すれ違い普及進まず

 阪神港で実用開始から1年以上経っても、コンテナの搬出入予約システム「CONPAS(コンパス)」の普及が進まない現状について、海上コンテナ輸送事業者とコンテナターミナル(CT)運営会社の意見が擦れ違っている。CT側は「事…

両備TC、ドライバーが貨物・旅客輸送を兼務

 両備ホールディングス(松田敏之代表取締役CSO=最高戦略責任者)の両備トランスポートカンパニー(両備TC、荒木一守カンパニー長)は、大阪支店(大阪府和泉大津市)で、一人のドライバーが貨物と旅客の輸送を兼務する多能工化を…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap