物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

栃ト協鹿沼支部、市と緊急輸送協定 支部の対応明確に

団体

2016/11/17 0:00

 【栃木】栃木県トラック協会の鹿沼支部(吉高神(きっこうじん)健司支部長)と鹿沼市は8日、災害時の緊急物資輸送協定の締結式を行った。吉高神支部長のほか、船木康弘副支部長が出席した。  佐藤信市長は「4月の熊本地震では、市から被災地への物資輸送で協力してもらった。東日本大震災以降、各地で災害が相次いでいる。地元の被災だけでなく、遠隔地への輸送でも協定は不可欠だ。鹿沼支部と協力し、被害を小さくする体制を構築したい」とあいさつ。  吉高神氏は「協定締結を心待ちにしていた。緊急時に確実に物資を届けるのに必要な協定で、これで支部の対応を明確にできる。市民の期待に応え、ライフラインを維持したい」と意気込みを語った。  懇談では、栃ト協の近藤基了常務が「ドライバー不足が進み、協定が無ければいざという時に対応できない事態も予測された。現在、市内の全自治体と支部の協定締結を進めている」と説明した。(佐々木健) 【写真=協定書を手にする吉高神支部長(右)と佐藤市長】





本紙ピックアップ

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

オススメ記事

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap