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障がい者スポーツ大会、岩ト協大応援団が盛り上げ 屋台村にブース出店

団体

2016/10/31 0:00

 【岩手】岩手県トラック協会(高橋嘉信会長)は23日、オフィシャルスポンサーとなっている全国障がい者スポーツ大会に千人の大応援団を送り込み、大会を盛り上げた。  岩手県では10月上旬に開かれた国民体育大会に続き、22日から3日間、障がい者の全国大会が開催された。岩ト協は、大会運営に関わる資材や競技者が使う車椅子などの運搬作業に加え、競技会場へ応援に駆け付け、熱戦を繰り広げる選手らに声援を送った。  陸上競技が行われる北上総合運動公園北上陸上競技場と、サッカーの競技会場・いわぎんスタジアム(盛岡南公園球技場)に、それぞれ500人が参集。会員事業者の従業員や家族などが、各会場でアスリートたちの活躍を見守った。  絶好のスポーツ日和となった北上会場には、高橋会長、佐藤耕造専務をはじめ、県南部の各支部会員らが集合。この日のために用意した緑色の帽子を被り、特製メガホンを手にした大応援団が、メインスタンドを埋め尽くした。  競走では、音を頼りに選手たちが駆け抜けるため、競技中は物静かに見届けてゴール後に拍手で激励。一生懸命な姿に、心を打たれて見入る参加者もいた。  また、オフィシャルグッズや土産品を販売する屋台村には、岩ト協のブースを出店。アンケートをするとともに記念品を配布し、トラック業界をPRした。  高橋氏は「障がい者が社会に参加しようと必死に取り組んでいる現実を、この大会が教えてくれた。運送事業でも社会との共生を目指しているため、学ぶべき点が多い。トラック業界に関わる人が、実は心優しい人だ――ということを示したくて、会員の皆さんに無理を言って動員をお願いした。改めて、岩ト協が結束力の強い組織だと痛感した」と話した。(今松大) 【写真=トラックをバスに横付けして、車椅子を降ろす】





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