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陸災防岩手支部、駐屯地でリフト講習 自衛官の資格取得後押し

団体

2015/05/18 0:00

 【岩手】陸災防岩手県支部(海鋒守支部長)は5、6の両日、陸上自衛隊岩手駐屯地(滝沢市)でフォークリフト運転技能講習を開いた。同駐屯地へ勤務する大型特殊免許の所有者を対象に、初日が学科、2日目に実技の11時間コースで実施。隊員の資格取得を後押しするとともに、退職者の再就職先として、物流業界に目を向けてもらえるようにする取り組み。6日の実技講習では、1人の講師に対して10人の受講者が付き、安全な操作に必要な技術を学んだ。修了試験合格者には、修了証を発行する。  フォークリフトの資格を欲しがる自衛隊員が多い背景を踏まえ、自衛隊内部の任意団体から同支部に依頼があって講習会が実現。受け付け開始後、すぐに40人の定員がいっぱいになるほどの人気だった。担当官によると、今回受講できなかった希望者のために、夏から秋にかけて再度同様の内容で開催することも検討しているという。  岩渕健二事務局長は「こうした要請は大歓迎。講師と日程を調整し、可能な限り対応していきたい」と話す。今後は県内の高校へ出向いて講習会を開き、高校生の免許取得を支援する予定もある。(今松大) 【写真=操作技術を学ぶ隊員(6日)】





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