ビトウィーンザアーツ、美術品配送定額サービス 都内23区に対応
物流企業
2021/12/28 10:30
アート管理のスタートアップ、between the arts(ビトウィーン・ザ・アーツ、大城崇聡社長、東京都港区)とセイノーホールディングスは12月24日、東京都内のギャラリーを対象に、アート作品の倉庫管理から移動・納品までの付帯業務の効率化をサポートするサブスクリプション(定額課金)配送サービス「美術倉庫forギャラリー」を共同で開始する、と発表した。
月額5万円で10作品まで配送することが可能。約700ある都内のギャラリーを対象に、23区内にエリアを限定してサービスを始め、エリアの順次拡大を予定している。高さ・奥行・幅の合計サイズが最大8㍍までの作品1点を月額100円で保管できるアート管理サブスクリプションサービス「美術倉庫」と組み合わせて利用できる。
これまで、アート作品を取り扱うギャラリーにとって、作家や顧客、倉庫、ギャラリー間の輸送環境の確保が求められる一方、日常的に発生する配送料と保管コストなどの削減が課題となっていた。(吉田亮太)