ハイゼットカーゴをフルモデルチェンジ 安全性など高め/ダイハツ
産業
2021/12/23 14:22
ダイハツ工業(奥平総一郎社長、大阪府池田市)は20日、軽商用車「ハイゼットカーゴ」をフルモデルチェンジして発売した、と発表した。宅配需要の高まりによる小口輸送ニーズの増加などを踏まえ、車体形状のスクエア化によりクラス最大の積載スペースを確保。新開発の後輪駆動車用CVT(無段変速機)の採用などにより燃費や走行性能、静粛性が向上したほか、最新の運転支援機能を搭載して安全性能を高めた。
自動車の骨格となるプラットフォーム「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」 を商用車として初めてハイゼットカーゴに展開。荷室の側面や床面をフラットにして、荷物を傷つけずに効率的な使用ができる使い勝手の良さを追求。予防安全機能「スマートアシスト」は、従来の車両・歩行者に加え、二輪車・自転車も追加し、夜間の歩行者検知も可能にするなど、機能を進化させた。
同日付でトラックタイプの「ハイゼットトラック」もマイナーチェンジして発売している。(吉田亮太)