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福井ト協、ラップ車で人材確保 4月から「走る求人広告」に

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2016/02/11 0:00

 【福井】福井県トラック協会(清水則明会長)は4月から、労働力確保対策の一環として、会員事業者のラッピングトラックを走らせる。県内地場輸送を行う4トン車などの後部にデザインを施すもので、会社の連絡先なども明記。若年層や女性をターゲットにした「走る求人広告」となる。  ラッピングを行うのはトラック荷台の後方パネル部分。福井ト協が、2015年製作した人材確保パンフレットをベースにした。「Gマーク(安全性優良事業所認定)」「トラガール」「生活と経済のライフライン」の3種類あり、共に人目を引く鮮やかな黄色を基調とする。興味を持った人がすぐ問い合わせできるように、下部には会社名と連絡先を入れる。  既に、青年部会(佐治覚栄部会長)と女性部会の睦実会(伊藤京子会長)を中心に、ラッピングトラックへの車両提供を要請。3日までに、ひまわり運輸(佐治覚次社長、越前市)、北陸トラック運送(水島正芳社長、福井市)など会員4社が快諾した。今後も、10社前後を目標に、地場輸送を手掛ける企業から幅広く参加を募る。3月中にラッピングを完成させ、4月上旬から県内を走らせる予定。  3種類のデザインは各社が任意に選択可能で、参加が決定した4社の中では、「トラガール」が人気を集めているという。福井ト協事務局は「各社の労働力確保はもとより、当協会の広報活動やトラック業界全体のPR役も担うことになる」と、大きな期待を寄せている。(星野誠) 【写真=人気を集めるトラガールのラッピングデザイン】





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