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タグ:金曜リポート

トラックの減価償却、期間見直し求める声 効果限定的との指摘も 「7、8年に延長すべき」 新車価格の値上がり続く リース契約 「初期費用なし」利点

物流企業

2024/04/05 3:00

 車両の性能向上や価格高騰などを受け、地場の運送事業者を中心に、トラックの法定償却期間の見直しを求める声が出ている。償却期間が長くなれば、毎年の償却費用を抑えられるため、利益を確保しやすくなる。一方で、利益そのものが少な…

大型車/車輪脱落事故増、「右ねじ化」原因でない 国交省・自工会 調査結果を開示 軸力不足が共通要因 「ISO=脱落」「JIS=折損」 「適切な点検・整備」責務

団体行政

2024/03/08 2:50

 大型車のタイヤ(車輪)脱落による人身事故が相次いでいる。発生件数が年々増え続ける中、ホイール・ナットの締め付け方向が日本産業規格(JIS)方式から国際標準化機構(ISO)方式に変更されたことによる「左側車輪の右ねじ化」…

トラック事業者/23年問題など、「割増賃金上げ」着実に対応 有休5日取得義務化は苦慮? 給与形態 「日給月給制」ネック 運賃交渉・業務効率化推進

物流企業

2023/09/29 2:40

 いわゆる「2023年問題」とも称された、中小企業に対する月60時間超の残業分の割増賃金率引き上げ適用――。4月の施行から半年が経過しており、大多数のトラック運送事業者は着実に対応しているとみられる。一方、働き方改革関連…

物流事業者の生成AI活用、24年問題対応へ有効 「質問力」活用のカギ 「チャットGPT」急速に普及 基盤整備・人材育成が課題

テック

2023/08/25 2:50

 米オープンAIが開発した「Chat(チャット)GPT」に代表される生成AI(人工知能)の台頭が大きな話題となっている。雇用や著作権、情報操作などのリスクが懸念されているものの、業務効率化、生産性向上の観点から、ビジネス…

錦鯉輸出額、過去最高 産地間競争が国際的に激化 新潟産 ブランド価値向上へ 慎重な輸送「随所に工夫」 新潟空港活用、年内実証

2023/08/11 2:40

 錦鯉(にしきごい)の海外出荷が活況を見せている。農林水産省の統計調査によると、2021年の金魚を除く観賞用魚の輸出量は351㌧、22年は金額ベースで63.6億円と過去最高となった。特に、国内養鯉業者の6割が集中する新潟…

高速道/速度制限引き上げ、運転・労働時間削減に期待 安全面などで疑問の声も 24年問題「対応スムーズ」 重大事故防止に逆行か

物流企業

2023/07/21 2:50

 高速道路での大型トラックの速度制限引き上げに向け、警察庁が26日に有識者会議を立ち上げ、検討に着手する。「2024年問題」に対応するため、政府が6月に決定した物流政策パッケージに盛り込まれた施策で、トラック運送事業者か…

燃油価格/激変緩和措置、「コスト抑制」一定の成果 恩恵「直接見えない」声も 他業界 強い反対なく終了 経営環境「今後厳しく」 「ゾンビ企業」延命手段?

物流企業行政

2023/06/30 2:50

 軽油、ガソリンなど価格の上昇分を石油元売り事業者に補助する燃料油価格激変緩和措置は、補助上限額を6月から2週ごとに10分の1ずつ引き下げており、9月末で終了する見通しだ。新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻…

真価問われる取引労働改善協、「課題意識」荷主と温度差 中央協ともつながり希薄に 実証 社名「非公開」事例も… 24年問題対応へ動き模索

団体

2023/06/02 2:50

 国土交通、厚生労働の両省などが設置したトラック輸送における取引環境・労働時間改善の都道府県単位の地方協議会では、トラック運送事業者と荷主企業が直面する課題を共有し、改善に向けた実証事業を展開してきた。ただ、事業者と荷主…

G7広島サミット閉幕、物流に大きな混乱なく 県警 SNSで交通情報発信 事業者 運行時間変更など対応 「後ろ倒し」一部で懸念 メーカーが物量制限 検問対策に封印シール

物流企業荷主行政

2023/05/26 2:30

 広島市などで19日から行われた主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)が21日、無事に閉幕した。開催期間の前後1日を含めた5日間、市内の主要な一般道や県内の高速道路で大規模な交通規制が予定され、物流業界への大きな影響が心…

全国の取引労働改善協、「形骸化」「独自に展開」 実証完了&コロナ影響 24年問題対応を見据え 大阪 運賃交渉の機運醸成へ KPI策定・荷主実態調査

団体調査

2023/05/12 2:50

 厚生労働、国土交通の両省が2015年度に中央と全都道府県に設置した「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協議会」では、トラック運送事業者と荷主が情報共有・連携し、各地で実証事業に取り組んできた。しかし、パイロット…

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環境省、新たな熱中症対策開始

 環境省は24日に「熱中症特別警戒情報」の運用を開始する。近年の気候変動の影響で気温が高くなり、熱中症による健康被害が急増していることから、2021年から気象庁と共同で「熱中症警戒情報」を発表してきた。より深刻な健康被害…

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 物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法の改正案が衆院を通過し、18日の参院国土交通委員会(青木愛委員長)で斉藤鉄夫国交相が趣旨説明を行った。23日に参考人への意見聴取を行い、審議入りする。衆院では審議に10時間以上費や…

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