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物流連、シニア活躍の方策検討 実態・取り組み把握へ

団体

2018/12/17 0:00

 日本物流団体連合会の経営効率化委員会(外山俊明委員長)は6日、高齢者(シニア層)の活躍推進方策検討小委員会(二村真理子座長、東京女子大学教授)の第3回会合を開き、「シニア層の活躍に関するアンケート調査」の最終取りまとめ案について報告した。  会員事業者を対象に実施したアンケートは9月の前回会合で中間報告が行われたが、抽出し切れなかった回答の細部も含め今回取りまとめた。加えて、シニア層の活躍推進方策の検討・決定を適切に行うため、一部の調査結果に関して補足調査することとした。  また、他業界や物流業界内の他企業を訪問する際に実施する「シニア層の活躍に関するヒアリング調査」について中間報告。アンケートでは抽出できなかった回答の内容・背景の確認を含め、シニア層の活躍実態や取り組み内容を把握するとしており、委員から挙がった要望・意見も踏まえた最終取りまとめに向け、年明け1月末に開催予定の次回会合までに調整を行う。  また、清水運輸(埼玉県富士見市)の清水英次社長が、同社グループでの他の業種や業務への配置転換などシニア層の雇用維持・継続のための就労環境整備などの取り組みについて講演した。(田中信也) 【写真=1月末の次回会合までに調整を行う】





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