物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

神ト協、平塚工高で出前授業 丸島運輸など車両提供

団体

2018/01/15 0:00

 【神奈川】神奈川県トラック協会(吉田修一会長)は12月21日、県立平塚工科高校で、交通安全教室と物流出前授業を行った。スタントマンによる事故の再現のほか、会員の車両3台を展示し、トラックの社会的役割などをアピールした。  交通安全教室は、1、3年生430人が対象。スタントマンチームが、県内で実際に発生した車と歩行者、自転車との衝突事故を校庭で再現。大きな衝突音が響いたり、スタントマンが宙に舞ったりすると、生徒から悲鳴が上がった。  神ト協の山田裕交通環境委員は「県内で高校生の交通事故が増えている。我々は日々安全運転に努めているが、皆さんも内輪差や死角といったトラックの特性を覚えて欲しい」と話した。  出前授業では、自動車科1、2年生40人が参加。富国運輸(飯沼健史社長、横浜市金沢区)の大型バルクローリー、丸島運輸(江藤博一社長、平塚市)の大型ウィング車、聖亘トランスネットワーク(山田裕社長、同)の4トンウィング車が並べられ、積み荷や車両の特性、エンジン性能などについて説明。運転席への試乗も行われた。  飯沼健史経営改善委員長は「トラックが目指しているのは、事故を起こさない『安全』、当たり前の豊かな暮らしを支える『安心』、災害時にもモノを届ける『安定』の三つ。興味があれば我々の業界に入って欲しい」と呼び掛けた。(吉田英行) 【写真=トラックの特性やエンジン性能を説明】





本紙ピックアップ

特定技能「自動車運送」追加、研修・生活支援高コスト?

 政府は、外国人在留資格の「特定技能」の基本方針などを一部変更し、バス、タクシー、トラックの3職種で構成する「自動車運送業」など4分野の追加を正式決定した。5年間で3職種を合わせ2万4500人の受け入れを見込むが、特定技…

運輸労連/労使懇、持続可能な物流へ連携

 運輸労連加盟の大手物流事業者の労使による懇談会(全国単組労使懇談会)が12日、東京都で開催された。トラックドライバーの時間外労働上限規制が適用され、物流の持続可能性が最大課題となる中、労使が連携して課題解決に取り組んで…

アイオイシステム、物流DXをコーディネート

 アイオイ・システム(吉野豊社長、東京都品川区)は2024年度、TOPPANグループのシナジーにより、正確なピッキングを支援するデジタル表示器やプロジェクターの販売にとどまらず、WMS(倉庫管理システム)の開発や各種情報…

岡山県貨物運送、岡山・津山にセンター

 岡山県貨物運送は11日、久米産業団地(岡山県津山市)に建設していた津山主管支店(平田成実支店長)の新事務所・物流センターの竣工式を行った。5月7日から本格的に営業を開始する。給食配送など地域密着型の物流サービスで貢献す…

オススメ記事

特定技能「自動車運送」追加、研修・生活支援高コスト?

 政府は、外国人在留資格の「特定技能」の基本方針などを一部変更し、バス、タクシー、トラックの3職種で構成する「自動車運送業」など4分野の追加を正式決定した。5年間で3職種を合わせ2万4500人の受け入れを見込むが、特定技…

運輸労連/労使懇、持続可能な物流へ連携

 運輸労連加盟の大手物流事業者の労使による懇談会(全国単組労使懇談会)が12日、東京都で開催された。トラックドライバーの時間外労働上限規制が適用され、物流の持続可能性が最大課題となる中、労使が連携して課題解決に取り組んで…

アイオイシステム、物流DXをコーディネート

 アイオイ・システム(吉野豊社長、東京都品川区)は2024年度、TOPPANグループのシナジーにより、正確なピッキングを支援するデジタル表示器やプロジェクターの販売にとどまらず、WMS(倉庫管理システム)の開発や各種情報…

岡山県貨物運送、岡山・津山にセンター

 岡山県貨物運送は11日、久米産業団地(岡山県津山市)に建設していた津山主管支店(平田成実支店長)の新事務所・物流センターの竣工式を行った。5月7日から本格的に営業を開始する。給食配送など地域密着型の物流サービスで貢献す…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap