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岩ト協、エコドラ技術競う 初出場の末松選手優勝

団体

2016/10/27 0:00

 【岩手】岩手県トラック協会(高橋嘉信会長)は15日、矢巾町でエコドライブコンテストを開催した。2009年から続けており、今年で8回目。  6月から9月にかけて各支部で行った省燃費運転講習会の参加者から、成績優秀な選手を選抜。日頃の業務で培ったエコドライブの運転技術を競い合った。  小野寺正太郎交通・環境委員長が「厳しい経営環境の中で、我々が運送事業を継続していくためには、地球環境や事故防止に向けた対策を確実に実行する必要がある。省燃費運転は、燃料の節約に加えて安全運転にもつながる。講習会で学んだ運転操作を思い出し、上位入賞を目指して欲しい」とあいさつ。  岩ト協総合研修会館を起点に、西と南を周回する各5キロの2コースを設定した。2.1キロの重量を積載した4トン車を2台使用し、各選手が午前と午後で別のトラックのハンドルを握って走行。平均車速と燃料消費量を集計し、平均車速を上回った選手の中から、燃費の良い順に入賞者を決めた。  熱戦の結果、末松憲芳選手(鈴丸商事運輸)が優勝。小野寺氏から表彰状と記念品を受け取った。  末松選手は「まさか1位になると思わなかったのでうれしい。初出場で全く自信は無かったが、普段通りに運転した。今後もエコドライブと安全運転に努めたい」と笑顔を見せた。  他の入賞者は次の各選手。  2位=播磨翔也(久慈貨物運送)▽3位=佐藤良一(栄和興業)(今松大) 【写真=小野寺委員長から表彰状を受け取る末松選手】





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