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物流企業
2018/08/09

モノタロウ、笠間DC自動化へ投資 無人搬送機を追加導入 SBSに首都圏配送委託

t.kokudo
物流ニッポン

 工場・工事用及び自動車整備用の間接資材を事業者向けにネット販売しているMonotaRO(モノタロウ)は笠間ディストリビューションセンター(DC、茨城県笠間市)を対象に30億円の自動化投資を行うほか、尼崎(兵庫県尼崎市)と笠間の両DCに次ぐ在庫拠点の開設も視野に入れていく。7月30日東京都で行った2018年1~6月期の決算説明会で、物流の取り組み状況について報告するとともに展望を示した。(沢田顕嗣)
 現在は2カ所のDCと7カ所の通過型センター(TC)をベースに供給しているが、物流ネットワークの更なる強化を通じてサプライチェーン(供給網)にメスを入れ、リードタイムの短縮など顧客の利便性向上を図る。
 笠間DCには100台の無人搬送車(AGV)を追加導入して19年4月から稼働させる。併せて、宅配各社の値上げ要請に伴い配送料金が2割アップしたことに加え、笠間DCにおける首都圏(1都3県)向け配送業務の委託先をSBSグループのSBS即配サポート(鎌田正彦社長、東京都江東区)に切り換えたことも明かした。
 配送サービスの委託先を変更したのは、高騰した配送コストを吸収するのみならず、午後6時の注文に対して翌日の午前中に納品するサービスの提供を見据えた施策の一環と位置付けている。
 鈴木雅哉社長は「新技術も駆使しながら物流とサプライチェーンの新たなチャレンジをしていきたい」と表明。また、今後の配送コストの見通しについて、「海外と比べて効率の良い配送をしているようにはみえない。どこまでも上がるとは思わないが、あと2割くらいは上がるのではないか」とコメントした。
 その上で、「トラックを自社で持つということに限らず、エリアによっては自分たちでネットワークを築くといったことにもチャレンジしていく」と述べ、物流戦略が成長のカギを握るとの認識を示した。
【写真=リードタイム短縮を推進】

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