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物流企業
2018/07/09

アイシー物流 坂井営業所が本稼働 3PLの中心拠点 研修施設にも活用

t.kokudo
物流ニッポン

 【福井】アイシー物流(吉川浩史社長、福井市)は1日、坂井市に新設した坂井営業所を本稼働させた。4カ所ある自社倉庫の中で最大規模。サードパーティー・ロジスティクス(3PL)事業の中心拠点とするため、積極的に提案営業を展開する。(星野誠)
 移転で空き物件となっていた繊維関連企業の工場を4月に購入し、2カ月かけ改装。敷地面積8910平方メートル、倉庫は延べ床面積2800平方メートルの鉄骨造り平屋建てで、330平方メートルの中2階スペースもある。また、倉庫と隣接する2階建ての事務所棟は内外装を全て刷新し、外壁には自社ロゴマークを入れた。
 吉川社長は「良い物件なので購入を決めた。外観は物流企業の施設に見えないが、内部は倉庫として十分に活用できる。既存の物件を再利用することにより、設備投資を必要最低限に抑えられた」と説明する。
 中2階スペースは、梱包やピッキングなど3PL業務での活用を想定。2トンの荷揚げが可能なエレベーターが設置されているため、効率的な作業も可能になる。
 また、事務所棟2階にある大会議室も、物件購入の決め手の一つだった。「本社の会議室が狭いため、ドライバーの研修会では近くの公民館などを借りていた。坂井営業所には全員が集まれる大会議室があるので、建物全体を研修施設として活用できる」という。
 事務所棟は1階と2階にそれぞれ男女別トイレがあり、キッチン付き食堂、休憩室兼仮眠室になる10畳の和室、シャワールーム、大小様々な部屋を備える。吉川氏は「たくさんの部屋があり、どう使おうか頭を悩ませている。最終的には女性含め30人程度のスタッフを置きたいので、託児室を造るのも良いと思う。幸い、保育士資格を持つ社員もいる」と話す。
 更に、3PL事業の拡大には、高齢人材活用の狙いもあり、「我が社には60代のドライバーが5人いるが、今後、本人が希望すれば倉庫で長く働いてもらいたい。若手や女性スタッフが、経験豊富なベテランに学ぶことも多いはず」と力を込める。
【写真=大会議室や食堂を備える坂井営業所の事務所棟】

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