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物流企業
2018/02/12

和束運輸、HD体制 月内に移行 グループで経営情報共有 次のステップへ足固め

t.kokudo
物流ニッポン

 【京都】和束運輸(杉本哲也社長、京都府木津川市)は2月中旬にもホールディングス(HD)制に移行する。グループ各社の持つノウハウを有機的に生かし、提供する物流サービスを強化。企業価値を更に高める。名称は「WAZUKAホールディングス」で、資本金1500万円。木津川市に本社を置き、社長は杉本社長(44)が兼任する。物流コンサルをはじめ、不動産管理、利用運送といった事業に取り組む計画だ。(落合涼二)
 現在、グループ会社として、タイヤ販売及び整備などを手掛ける東和(同社長、木津川市)、一般貨物自動車運送事業の東和企画(杉本和大社長、同)、マルコーエキスプレス(杉本哲也社長、京田辺市)及び、滋賀丸工運送(同社長、滋賀県湖南市)がそれぞれ事業を展開している。
 今後はHD傘下に収まり、人的交流も含めグループ間の相乗効果を一層向上させる。杉本哲也社長が代表を兼務している会社については、抜てき人事で各社の自由度を高めつつ、責任と権限を明確にする。
 拠点戦略については、中部営業所(愛知県大口町)が隣接する9900平方メートルの土地に、2階建て延べ床面積6600平方メートルの施設を建設し、2019年半ばにも稼働させる予定。将来的には同営業所の分社化も視野に入れる。関東圏では、3月をメドに埼玉県で営業所の許可が下りる見込み。年内には30台規模まで増やす意向で、千葉県への進出も計画する。
 また、社内体制の整備に向けて、売り上げや利益などをまとめるフォーマットを統一。責任者会議には各社が出席し、グループ間の経営情報の共有化を進める。2カ月に1回行っている配車担当者会と併せ、今後はテレビ会議方式に切り替えて業務の更なる効率化を狙う。
 18年の基本方針は「観」に決め、①原点を観(み)つめ直す②現状を観渡す③新たな価値を観出す――という意味を込めた。杉本哲也社長は「もう一度原点に返って自分たちの足元を見直し、次のステップに向け足固めしたい。全社員が一堂に会していた旅行も営業所単位に変えていく。グループ全体の売り上げ100億円達成を目指し、これからもまい進していきたい」と話す。
【写真=人的交流も含めグループ間の相乗効果を一層向上させる】

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